「脳科学」ひらめきのために知っておきたい7つ

ひらめくための脳波とはどのような波なのでしょうか?その波を知れば、もっとひらめきが得られるかもしれません。

脳科学で大切な7つのポイントをお伝えします。

ひらめきとは?

ひらめきは、直感や勘とは異なります。

エジソンが思考を積み重ねて、同じ事を粘り強くやり続け、99回アイディアを出し切って、100回目に出てきたといわれる思考と行動でできています。

もしかしたら999回かもしれませんが…諦めずに思いつく限りのことを行動した結果…成功に結びつくことがひらめきです。

そのように考えると、ひらめいた💡思って、素直にひらめきを行動することで得られる経験こそが、成功に導くためのひらめきに通じるのかもしれません。

ひらめきと脳科学の関係

脳の無意識や潜在意識の領域には全ての記憶が入っていることも分かってきましたが、まだ全てが解明された訳ではありません。

まず、脳波にはガンマ、ベータ、アルファー、シータ、ベルタの5種類があります。

すでにお馴染みのアルファー波も脳波の1つです。アルファーミュージックはアルファー波の音楽というよりは、脳波がアルファー波になるという意味です。

だから、外から影響を与えることで脳波を変えることはできます。

ひらめきが起きる時、ストレスな時、熟睡している時など、その状況により脳波が異なります。ひらめきを鍛えるために、どの脳波を意識するといいのでしょうか?

①5つの脳波はいつ出現するの!?

起きている時から熟睡までの脳波の変化をお伝えします。次のように脳波はどんどん変わっていくものです。

起きている・覚醒

①γ波(ガンマ)31〜80Hz  知覚が鋭敏・洞察力
②β波(ベータ)14〜30Hz  ストレス時

半覚醒

③α波(アルファーファ)7〜 13Hz リラックス時
④θ波(シータ)4〜6Hz まどろみ時
<瞑想・催眠・ヒプノ状態>

寝ている・熟睡

⑤δ波(ベルタ)1〜3Hz 眠っている時

マインドフルネス・瞑想などが流行っていますが脳波を操る練習をしているとも言いかえられます。

②ひらめきには欠かせないガンマ波

集中して作業がどんどん進んで、調子がいい時はガンマ波が出ています。ひらめいている時にはガンマ波がスパークしているそうです。なので、起きている時にガンマ波を目指すことで、ひらめきが得やすくなります。

まずは一つ深呼吸をして、いま得たい物に集中して行動しましょう!

  • ガンマ波100Hz:自我の拡大、深い静けさ、妄想の減少、潜在意識や集合意識などへの効果
  • ガンマ波80Hz:ポジティブな感情や喜び、体内の振動の流れ
  • ガンマ波40Hz:集中力、メタ認知能力、平静さ、脳内でスパークするようなひらめき、催眠状態

③滞在時間を減らしたい?!ベータ波

ベータ波は別名ストレス波とも言われている脳波です。ここから抜け出す方法は

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④不動の人気!アルファー波

リラックスするためのアルファー波ミュージックには根強い人気があります。リラックスだけでなく、ひらめきを得やすいアルファー波でもあります。

まずは、気分を良くして没頭している状態を目指してみましょう!

  • アルファー波 12〜13Hz:急いでいる時
  • アルファー波 9〜11Hz:リラックスしている時、 気分が良い時、心が安定していてアイデアがでやすい状態、没頭している
  • アルファー波 7〜8Hz:眠気がある状態

⑤シーター波で暗示が入ると人生が変わる

シータ波とは、潜在意識のブロックが外れて夢を見ているイメージになります。認知や知能で考えると意味不明な夢…理解できない世界に見えるかもしれません。

潜在意識で得た情報を顕在意識でキャッチすることで、ひらめきは自然と生まれてきます。これは、ヒプノセラピー(催眠療法)で暗示を入れると効果が出る理由でもあります。

  • シータ波 4〜6Hz:まどろみ、浅い睡眠、夢見の状態

アファメーションの音楽などを寝る前に流しながら寝るのも効果的です。そして、何か思いついたらすぐにメモが取れるように、筆記用具を用意しておくとひらめきをキャッチしやすくなります。

その時に大切なのは、「意味の分からない夢」ではなく、「何か意味があるに違いないと宝物のように」扱ってみて下さい。もしかしたら「答えへのヒント」かもしれません。

⑥睡眠の質にはどちらも大切

熟睡している時がノンレム睡眠、浅い眠りがレム睡眠と一般的に言われています。

熟睡しているノンレム睡眠は、大脳皮質の発達した高等生物で多く見られます。この時に脳が休むことができる状態です。

一方、レム睡眠は全身の筋肉や臓器を休ませるメリットがあります。健康があってのひらめきですので、ノンレム睡眠もレム睡眠も大切な時間となります。

  • ベルタ波 1〜3Hz:熟睡

⑦ひらめきを得るためのサイクル

ひらめきを得るためには、どのように脳波を使いこなしていけばいいいのでしょうか?

脳の活動には

①データの取り入れ
②データ分析
③行動

のサイクルがあります。

この順番に回せる人がひらめき💡を得られる人とも言えます。

データ取り入れ

脳にデータを取り入れるときにはシータ波が適しています。まどろみ状態のシータ波では素直にデータを取り入れていきます。

例えば、信号の多い場所で車の運転をしている時…信号を判断するためにブレーキを踏みますか?

次から次へと来る信号流れるように見ていませんか?

データ分析

分析をするときはベータ波になります。ストレスゾーンに入ることは、問題を回避するために必要な時間かもしれません。

物事の成功角度を上げるためにも、分析する時間も大切です。

自分にとってどのようなメリット・デメリットがあるのか?相手には?第3者には?社会的には?大切は人は?家族は?短期短期は?長期では?何があれば進めるのか?

行動

「リラックスしてやりなさい」という言葉を聞いたことはありませんか?

アルファ波に移動してから行動します。分析のベータ波では行動はできません。

アルファー波を聞きくと集中して作業したり成長できるのは脳がアルファー波になったからです。

はじめにお伝えしましたように、経験値もひらめきにつながります。もしかしたらエジソンもこのサイクルを無意識で使いこなしながら、経験値を重ねていたのかもしれませんね。

まとめ

ひらめきと脳科学の関係から、脳波についてお伝えいたしました。イライラしている時に、何か素敵なものを作り出すのは難しそうですね・・・

できない事があったり、ひらめかないのは能力や性質が低いからではありません。脳波の切り替えをしなかっただけかもしれません。

行動をする時は、先にリラックスしてから行動したり、瞑想やマインドフルネス、自己催眠や暗示などを取り入れながら、シータ波も目指すのも大きなひらめきにつながりそうです。

脳科学を気楽に活用して、ひらめきの先にあるものを手に入れましょう!

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