ひと昔前にニューヨーク・タイムズの表紙に瞑想をしている写真が掲載されて話題になったことがありました。
その時から、物作りが重視されていた時代から、風の時代の要素でもあるマインドフルネス、目に見えない価値観、心模様、メンタルヘルスなどを大切にする時代に入りはじめていたのかもしれません。
ヒプノちゃん
明暗を分ける?!風の時代に大切にしたいこと4つ
地に足をつけて行くことが大切だった時代から、意識を上に向けて、風を感じてみる時代に変わろうとしているようです。
風の時代の特徴に合わせた大切なことはどのようなことでしょうか?
もしかしたら、それは風にのるような感覚かもしれません。
紙飛行機をふわっと飛ばすような感覚であったり、空に浮かぶ雲がゆらゆらと風で動いていく・・・
他にも、目に見える物質に頼るのではなく、目に見えない風や気流を読み取っていく力、風に乗る方法を身につけることなどです。
どのようにすると、読み取る力や乗る方法が身につくのでしょうか?
①思考力を鍛える力
情報を読み取る力をつけるために、思考力を鍛える方法があります。
いろいろな方法がありますが、まずは、自分の考えをまとめたり、自分で結論を導き出す思考力が大切です。
より高度な思考をするためには、正しい情報と出会う力や、人に聞く力も必要になります。
何を正しいとするのかは人によるかもしれませんが、詐欺のような情報でトラブルに巻き込まれるのは避けたいものです。
思考力の鍛え方としては、さまざまな角度で1つの物事を考えたり調べていくと、今まで見えていなかった視点を増やすことができるようになります。

②情報の意図を読む力
風の時代では情報が大切と言われています。そして、情報は全て意図をもって発信されています。
意図とは言い換えれば思わくです。
例えば、流通して売られているあらゆるものには「買ってもらうという意図」があります。
狭いコンビニの店内の棚には効率よく商品が並べられています。そして、早く買えるようにレジに並ぶための導線が床に記されていたりします。店内のあらゆるものが「買ってもらう意図」にそって設計されています。
さらに、「快適に買ってもらう」「わくわくしながら買ってもらう」「美味しそうだなって思いながら買ってもらう」などとより具体的に設定されているケースもあります。
風の時代で大切なキーワードは、革新的な力、理論的、思考、横へ広げる意識、知性、情報、拡散、横のつながりと言われています。キーワードを意識して意図を設定することもできます。だから、意図を設定しながら考えることも大切です。
意図の設定例
- 「夕飯を食べよう」に意図を付ける場合は「美味しい夕飯」「さっと手軽な夕飯」「家族と会話を楽しみながら過ごす」などです。意図の付け方は無数にあります。
- 「今日はいい天気なので、いつもの○○に行こう!」には、つぎのような意図を付け加えることができます。「いつもと違う発見ができる方法で」「新しい可能性が見つかる方法で」「天気を楽しみながら」などなど
- 「今日は火曜日、仕事だ」にも意図を設定することができます。「週末をのんびり過ごすために、金曜日までサクッと終わらせよう」「週末までまだまだある(もう休みたい)」「今日は会議の日だ(気合を入れよう )( 行きたくない)」などなど
③の(もう休みたい)(気合を入れよう)(行きたくない)のように無意識レベルで意図を設定していることがよくあります。自分の無意識レベルの思考に気づけるようになると、人が設定した意図に気づく確率が高まります。
情報の意図を読みこなす力がつくと、詐欺に合うことを避けたり、自分をコントロールしやすくなります。
③エシカルであること
風の時代で重要だと言われている「情報」を誰もが配信できるようになりました。例えば、ユーチューブやアプリを通じて個人が放送できるツールが世の中に用意されています。
誰もが発信側に立てますが、風の時代に乗る方法として大切なことは、発信する内容に信頼力をつけることです。
そのために必要なのがエシカル(倫理的)です。
地球環境を守ったり、エコな活動をしている周りに配慮できる人は道徳的ですし、倫理的だと言われます。
エシカルな3つの視点
- 自分にとって良いことか?
- 周りにとって良いことか?
- 未来でも良いことか?
エシカルな3つの視点でやりたいことを考えると、かんたんにエシカルを作れます。
そして、実際にゴミが増えないような工夫をしたり、人に優しい言葉をかけたり、ありたい姿を目指していく・・・そのために勉強できる環境を整えるというような行動をすることが大切です。

④革新的なアイディと行動力
風の時代では革新的な力が大切と言われています。革新的な時代になるということは、まずは、今までの習慣をやめてみるといった意味合いが出てきます。
いつもやっている習慣ではなく、できないと思っていることを、できるに変えていく思考の変更作業が必要になります。
「できる」に変えていく方法
- 心の抵抗に気づきケアをする
- 自分をできる人に変更する
- 物事をやりたい欲求に変更する
①まず、できないと思っている心の抵抗に気づく必要があります。潜在意識レベルで同意が取れていないと「やるべきだと思っているけれど、気が進ままない状態で、できないにいる状態」になります。
例えば、「仕事を行かないといけないけど、仕事をしたくない」そのような状態です。
解消するための1つの方法としては、仕事をしたくないと思っている場所を優しく手でなでながら「そう思っているんだね」と声をかけてあげてください。生まれたてのひよこを撫でるようなイメージケア方法です。
②③に進むためにはまず①を整えてケアしてあげることが先決です。
まとめ
風の時代の特徴から考えた、新しい時代を生きるために大切な4つの事をご紹介しました。
- 思考力を鍛える
- 情報の意図を読む力
- エシカルであること
- 革新的なアイディアと行動力
いつの時代でも大切な能力や価値観になりますが、これからの時代ますます重要だと判断されてくるはずです。
一部については解決方法もお伝えしました。もしやってみてご質問などがありましたらコメントをいただければと思います。