ストレス社会に!自分でもできるセルフヒプノセラピー

ストレス社会に!自分でもできるセルフヒプノセラピー

もしかして、多くの方がストレスを感じながらも、学校や仕事に出かけているのかもしれません。

家庭を守る主婦でさえも、繰り返される日々の家事や育児でどっと疲れを感じながら一日を終えています・・・そんな方々に究極のリラックス法をお伝えします。

思考と体を芯から休ませることができたら、幸せに楽しめる余裕が湧いてくるかもしれません。

ヒプノセラピーとは?

ヒプノセラピーを日本語に訳すと催眠療法になります。

大まかにお伝えすると、催眠という技法を用いて脳・思考を整理整頓していく内容になります。

同じような効果がある方法として、マインドフルネス・瞑想・呼吸法・ヨガ・武道などがあります。

脳や思考を整理整頓すると行動力に変化を出すことができます。例えばケーキが食べたい・・・でも太りたくない・・・仕事をしたくない・・・でもお金は欲しい・・・人の役に立ちたい・・・でも私には能力がない・・・このような葛藤を感じたことはありませんか?

心の中にはありたい状態があるのに、足を引っ張られるような感覚は、脳内の思考で起こっています。

マインドフルネス・瞑想・呼吸法・ヨガ・武道などの共通点は、顕在意識を静かにして、潜在意識の力を借り、顕在意識と潜在意識を統合させていく点です。

そうすると、足を引っ張られるような感覚が落ち着き、顕在意識と潜在意識が一致することで、ありたい姿へ向かって力を出しやすくなります。

究極のリラックス状態へヒプノセラピーのメリット

ヒプノちゃん

マインドフルネスや瞑想を10年ほど、ヨガは小さなころから経験してきました。マインドフルネスや瞑想も顕在意識と潜在意識の統合に効果があると思います。しかし、ヒプノセラピーには絶大な効果を感じました。♪

それは、マインドフルネス・瞑想では何を求めて、何を取り除きたいのかがあいまいに見えるからです。

マインドフルネス・瞑想では、心をリラックスさせる・思考をクリアにする・さらには悟りの境地を目指すことを目的になさる方が多かと思います。

確かに、マインドフルネス・瞑想をすると思考がクリアになりスッキリします。

しかし、結局いつもの苦手な人にまた悩み、なりたい自分には程遠い・・・と感じる期間が長く感じます。どんな状態が悟りなのか?これでいいのか?といった疑問が湧きやすく・・・答えがあいまいという点があります。

逆に、ヒプノセラピー(催眠療法)は、問題を解決したり、今の現状をさらに良くする前提から入ります。

意図をもって、脳内に必要な思考を潜在意識に入れていきます。それは、美容外科で自分のためだけに処方薬を調合してもらったり、レーザーをあててもらったりするようなイメージです。だから、ダイレクトに効果が見えます。

自分でするセルフヒプノセラピーのメリット

美容外科の効果とホームケアの効果には違いがあるように、ヒプノセラピストにしてもらうことと、自分でヒプノセラピーをすることには違いがあります。

自分でするヒプノセラピーのメリット

  1. 安心できる自宅で催眠状態に入れる
  2. やりたい時にすぐにできる
  3. 寝る前に催眠状態に入るとよく眠れる
  4. 市販のCD音源で効果を得られる
  5. 安価で済む
  6. 催眠状態に入る練習が何度もできる

この、自分でするヒプノセラピーの6つのメリットで、どれにメリットを感じましたか?人により感じるメリットは異なると思いますが、私は⑥番にメリットがあるように思います。

自己催眠法を通して、自分自身で潜在意識とコミニケーションをする能力が高めることができるからです。

すでに努力をしているオリンピック選手や経営者などがヒプノセラピーを活用しています。それは、努力だけではどうにもならない、そんな状況でも力が湧く何かが潜在意識にはあることを意味するのかもしれません。

三輪車や自転車にスイスイ乗れるようになるまでに、練習の回数が必要なように、潜在意識に入るのも回数が必要になります。

初期の段階を超えてくると、自分自身の心を自由自在にコントロールすることができるようになっていく、というメンタルヘルスを整えられるのも大きなメリットです。

セルフヒプノセラピー(自己催眠)のやり方

セルフヒプノセラピー(自己催眠)にはさまざまなやり方がありますが、誰でも簡単にできる自己催眠の方法をお伝えしようと思います。

潜在意識は驚くことを嫌いますので、はじめのうちは、できるだけ心が落ち着いている、朝や晩のリラックスできる時間帯に行ってください。

準備

  • 5分〜10分、一人で集中できる時間を確保
  • スマホ・玄関チャイムの音を消す
  • リラックスしやすい明かりに調整
  • 快適に座ってたり、寝たりできる姿勢作り
  • 背骨を真っ直ぐにして前を向く
  • あごは下に向けずに真っ直ぐにする
  • 問題解決や目的に役立つアファメーションを決める

準備が整いましたらはじめてください。

呼吸

リラックスできる場所でくつろげる体勢をとってみましょう。座禅を組んでも、椅子に座っていても、横になっていても構いません。

目を閉じて、深呼吸を1、2回します。そして、息を吐くと、体からネガティブな気持ちが流れ出ていき、息を吸うと、頭のてっぺんからきれいなものがスーッと入ってくるとイメージします。

そして、まぶたがリラックスしている感覚に意識を向けてください。

身体を出入りする呼吸の流れを感じて、自然なおだやかな呼吸のリズムの感覚に集中します。

可能性を広げるための道

あれやこれやと思考が動きがちです。そこを意識の力で呼吸に意識を持っていきます。慣れてくると早く戻れるようになります。

潜在意識に入れたかどうかのポイントは、心の状態が落ち着いついている状態が一つの目安になります。そして、入れたい暗示を唱えてきます。

マインドフルネスや瞑想に慣れている方でしたら、潜在意識の扉が開くようなイメージが分かると思います。

どれくらいで入れるのか?

入るという表現は、瞑想できている、潜在意識に入る、潜在意識とつながる、他の言い方もあると思います。

慣れている人でしたら1,2分あれば、その域に入れるイメージがあります。

慣れないうちは、5分もできないかもしれません。少しずつ伸ばして、10〜15分の間で体の変化を見てみてください。

暗示(アファメーション)例

  • ありがとう・ごめんなさい・感謝しています・許してください
  • 私は安らぎ、平和を感じている
  • 私の体は癒されている
  • 私は必要な時に強さを発揮できる
  • 私にはバランスを取れる能力がる
  • 私には結果を作り出す力がある
  • 私の心はオープンで人とつながれている
  • 私は幸せです
  • 私は、私に許可を出します
  • 私には価値がある
  • 私は感謝しています
  • 私は今のままで十分すばらしい
  • 私は問題を乗り越えた

心にやすらぎを感じたり、まどろみを感じたりしたら、暗示を体の隅々にまで浸透させるように、ゆっくり声に出して唱えてください。お好きな回数や長さで大丈夫です。

可能性を広げるための道

顕在意識(思考)が眠りかけているときに、潜在意識の扉が開きます。思考を起こさないように、思考に気づかれないように、そっと暗示を入れていきます。

具体的な計画だと思考が起きる可能性がありますので、初めのうちはアバウトな、あいまいな表現、上記のような表現を使うことをおすすめします。

もし、あれやこれやと思考が動きはじめたら、意識の力で呼吸に意識を持っていき、眠らせます。慣れてくるとコントロールすることがカンタンになってきます。

アファメーションを唱えながら、気持ちよさなどの良い感覚を味わってみてください。できたら、どんな絵や言葉が浮かぶのか、イメージしてみてください。そして、それを体の中に広げていきます。

さらにそのイメージを、解決したい問題や目的を包み込むようなイメージをしてみてください。

よい気分を味わい、終わりにしようと思った時に、呼吸とともに意識を戻して、ゆっくり目を開けます。

しばらくボッとしながら、やる前とやった後にどのような良い変化があったか、出てきたイメージを書き留めておいてください。

セルフヒプノセラピーが向いている人

ヒプノちゃん

私にもできたので、誰にでもできるカンタンな内容ですが、人によっては慣れるまでに時間がかかるかもしれません♪

セルフヒプノセラピーが向いているのはこのような人だと思います。

  • ものは試し!軽い気持ちで初められる人
  • 解決したい問題や、目的がある人

セルフヒプノセラピーの効果の出し方

ヒプノセラピーの効果を出すためには、色々なポイントがあります。

自己催眠でやる場合には、このような点に意識を向けると、より効果が得られやすくなります。

  • 自分から催眠状態に入りに行く
  • 思考(顕在意識)をコントロールする
  • 自分の感情に素直になる(泣く・笑う・悲しむなど)
  • 変化を記録したり、工夫を楽しむ
  • 自分で納得するように調べる

まとめ

ストレスを感じやすい社会で生きている方にとって、必須のスキルとして「自分でもできるセルフヒプノセラピー」の方法をお伝えいたしました。

ストレスを減らす方法はたくさんあります。マインドフルネスで静かに座ることでリラックスする人もいます。

スポーツでスッキリとストレスを解消していく人もいます。催眠によってストレスを軽減させて、深くリラックスしている人もいます。

または、ストレスを軽減させるだけではなく、明日に向かっての力づけとなる方法でリラックスすることも可能です。

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