食や物で満たすことが重要な時代からメンタルを満たす時代に入りはじめて、数十年経ったと言われています。
一方で不安、うつ、不眠といったメンタル症状をかかえている人が多くいます。また、ありのままで生きる方法や、自己肯定感を高める、インナーチャイルド(心の本音)を癒やすことを求める人も増えてきているようです。
ヒプノセラピー(催眠療法)と不安
不安に思っている時はどんな姿勢ですか?ちょっとした不安なことを思い浮かべてみてください。
ちょっとした不安の時には、どのような顔つきになっていますか?
首がわずかに下に向いたり、目線が下に向かったり、おでこにシワが寄る、目が内側に寄るような、ほんのわずかな動きに気づくことから始めたいと思います。
その姿勢をとっているのは潜在意識からのサインなので、気づいてあげる必要があります。
不安に思っている重さが重いほど・・・時間が長いほど・・・辛くなっていきます。変えられる姿勢や表情を意識的に変えることで不安を減らすことができます。
- 不安を変えやすい時間帯
- 不安を変えやすい場所
- 不安を変えやすい距離感
ヒプノセラピー(催眠両方)で不安を変える
細かく調べていくと不安にも色々な重さや軽さがあるかもしれません。ヒプノセラピーではこのようなわずかな差を見ながら、一緒に進めていきます。
催眠療法とウツ
まず、ウツは専門病院での治療範囲になります。主治医の方針に従って下さい。
その上で、ウツの症状を早く良くするための方法があるとしたら・・・
仮に、ウツの症状を潜在意識からの訴えだと考えたとします。
例えば、「家から外に出たくない、誰にも会いたくない、仕事をしたくない、着替えたくない・・・」そのような状況があった時、
そう思っていることで、更になにを得られているでしょうか?と上にあがるような気持ちで1つ1つ聞いていってあげることがあります。
ヒプノちゃん
家から出たくない
ヒプノちゃん
出ないですんで・・・気楽
ヒプノちゃん
・・・ホットする
ヒプノちゃん
フー
ヒプノちゃん
ホッとする
ヒプノちゃん
このように、オウム返しをして『○○を得ると更に何がえられますか?』ときいていきます。それをある一定のレベルに達するまで繰り返します。
終了する時に『はじめの「家から出たくない」は、やる前とやった後にどのように変化しましたか?』と問いかけてみてください。これはセルフセラピーになりますので、5分でも10分でも気が済むまで続けてみてください。
ヒプノセラピー(催眠療法)にできること
ウツの治療は専門病院での治療範囲になります。主治医の方針に従って下さい。しかし、潜在意識からの訴えや心の声を癒やすことはヒプノセラピー(催眠両方)が得意とする分野です。ぜひご活用ください。
ヒプノちゃん
ヒプノセラピー(催眠療法)と不眠
早く眠りにつきたいのに、寝れない・・・明日が早いのに寝れない・・・だれもが一度はこのような体験をしていると思います。
世の中には、リラックスして入眠する方法たたくさんあります。今回は家庭で簡単にできるヒプノセラピー(催眠療法)をお伝えします。
寝ていけない状態ならそれをやる
顕在意識が気になっていることがあるのでしたら、それをしてスッキリさせることが最も効果的で効率的です。身も蓋もない話に聞こえるかもしれませんが、気になることを未完了にしておくとモヤモヤがたまります。
不眠の原因かもしれないもの
- 体に痛みがあるけれど病院に行ってない
- 断捨離してない
- 整理整頓してない
- タスク管理してない
- 手帳管理してない
- 住んでいる家を整えていない
- 人間関係が整っていない
- 仕事が整っていない
- 勉強していない
- やるべきだと思っているのにやってない
- 心に荷物があり重い
このような思考の整理をしておくことは、不眠の解消につながるかもしれません。思考はクリアであると安心してくれる習性があるかもしれません。
今すぐ不眠を解消したい
不眠の原因かもしれないものは当てはまらないので「今すぐ不眠を解消したい」という方のための、家庭でできるヒプノセラピー(催眠療法)をお伝えします。
不眠を解消効果がある理由は、一点に集中していくことでトランス状態(催眠状態)に入りやすくなるからです。
不眠を解消するための催眠療法
- 抱き枕を気持ちよく抱くのを感じる
- 深呼吸をし続ける
- マインドフルネスをする
- 瞑想をする
- ひつじが100から0まで数える
- 手でトントンする
- マントラ・アファメーションを唱える
- ユーチューブで広告が出ない催眠誘導の音源を聞く
コツは思考を味あわない・思考を聞かない・思考を見ないことです。ひつじならひつじに集中、手でトントンなら手のトントンに集中することです。そして深呼吸はかなり効果があるはずです。
ヒプノセラピー(催眠療法)にできること
ヒプノセラピー(催眠療法)には色々な方法があります。
不眠であることで得ているものを特定し、不眠の時と寝れる時の差を出していきます。または、潜在意識や無意識で思っていることを読み取っていく方法もあります。
赤ちゃんの時から今日までのぐっすりと寝た、無意識にある記憶にアクセスすることも可能です。
ヒプノちゃん
まとめ
ヒプノセラピー(催眠療法)で不安・ウツ・不眠に効果があるかをお伝えしました。専門病院での治療範囲は決まっていますので、厚生労働省が定める心身療法の1つとしての対応となります。
不安・ウツ・不眠を解消してメンタルヘルスを向上させることは、自分の感情や思考をコントロールすることにつながります。対処法をするといつでもリラックスすることができるようになります。