マインドフルネス・瞑想が流行りましたが、次に催眠療法(ヒプノセラピー)流行すると言われています。
残念ながら効果には差があるようです。効果がない人とある人の間には、どのような違いがあるのでしょうか?
今回は、徹底的に効果を出すための方法をお伝えします。そのために、まずインナーチャイルドという潜在意識の声を聞く練習をすることが大切ですので、その聞き取り方と効果を出すためのコツをお伝えいたします。
インナーチャイルド
インナーチャイルドという言葉を聞いたことがある人もいらっしゃるかもしれません。内なる声・本当の声と呼ばれる、潜在意識から発せられる声のことを指します。
通常は顕在意識が思考の決定権を握っていますので、潜在意識の声は意識をしないと聞けない領域になります。
アダルトチルドレンだからインナーチャイルドがいる、という解説もありますが、小さな子どもだった時代を経験している人なら誰にでもあるものかもしれません。
例えば、人が生きるために、また子供が大きくなるために何が必要でしょうか?
それは、食材を買う、調理する、片付ける、食べる、つぎの食材を考える、食べ方を教える、栄養を考える、買い物の時間を作る・・・「たった1食」だけでもこれだけのことをしています。1つ1つ数えると星の数ほどになってしまいます。
そのように考えると、どんなに優秀な、愛情深い親や保護者であっても、24時間そのその子だけを見つめて、話を聞いて、抱きしめてあげる、ということは不可能に思えます。
しかし、大人に比べて「今ここ」の瞬間を感じる能力が高い子供や潜在意識は、今だけを見て判断します。
そうすると、親に愛されてもらっていない、かまってもらっていないと判断する可能性が高くなります。だから、どれくらの無力感、絶望感、無価値感として味わうかは、個人差があるかもしれません。言い換えると、潜在意識やインナーチャイルドが、どのようにとらえたかという問題です。
潜在意識やインナーチャイルドが荒れている
インナーチャイルド、内なる声、本当の声、真我などと言われる潜在意識は、深く見えにくいものです。
だからこそケアをしてあげることが大切になります。そして、ケアするタイミングはカンタンで、荒れている声が聞こえたり、不快感が出てきて教えてくれます。たとえばこのような状態です。
ケアが必要
- すぐに自分が悪いと思う
- 自分は嫌われていると思う
- 人を従わせようとする
- 自分を愛せない
- 愛されたい欲求が強い
- 孤独を感じやすい
- 自信が持てない
- 人間関係がうまくいかない
- 子育てに負の連鎖を感じる
- 感情にどっぷり浸かり動けない
- こうすべきに支配されている
- 身体症状
- 葛藤がある
- 夫婦関係、子供関係がうまくいかない
- 自分は変わらなくていい
- などなど
ほとんどの方は何かしら当てはまると思います。今、置かれている環境がチャレンジを求められている、求められていないによっても変わってきます。
人生には、平穏に過ごすこともできる状況の時もあれば、そうはいかない状況の時もあるものです。
潜在意識やインナーチャイルドがふつう
ふつうの状態
- 物事を広い視野で客観的に見れる
- 自分も他人も愛せる
- 人とのつながりを楽しめる
- 柔軟な考え方ができる
- 憎しみや苦しみが消えて楽になる
- よい意味であきらめられる
- やりたいことを好きなだけ取り組める
- 制限がなく自由
- 独自の子育てができる
- 頼ることもできる
- こうなりたいと思った自分に変化できる
- などなど
催眠療法を通して不快な症状を「ふつう」にしていくことが可能です。催眠療法とは顕在意識を眠らせて、潜在意識の声を聞いてあげる作業をすることとも言いかえられます。
催眠療法の効果の計り方
催眠療法で効果があったかどうか、どのように計りますか?どのような証拠があれば効果に満足しますか?効果を知るには、期待する効果を設定しておく必要があります。
催眠療法の効果とは?
仮に何かに悩んでいるとします。その悩んでいる状態の代わりに、どうなれば嬉しいでしょうか?
それとも求めるものは幸せなのでしょうか?
一人ひとりの人生が違うように、催眠療法もフルオーダーメイドになります。
望む状態の一つの目安として上記に表記しました「ふつうの状態」から選ぶことも良い方法になるかもしれません。
徹底的に催眠療法で効果を出すためのコツ
劇的に効果が欲しい方へのおすすめは、無力感、絶望感、無価値感の根源を催眠療法(ヒプノセラピー)の題材にすることです。
潜在意識とはまるで深い深い森の奥であったり、海面からは遠い遠い底にある領域です。そこにたどり着き、アプローチをするために扉を開けて、中に入るとツタがこんがらがっている森が見えます。
絡まった糸をほどくような作業をしていくと、ある瞬間に視界がクリアになります。そして、金銀財宝が見えはじめるかも知れません。それは自分という本来持っている力であり、理想の姿です。
催眠療法やヒプノセラピーの流派によっては真我、魂、ハイヤーセルフ、最も賢い自分、神の領域、覚醒、悟り、統合などといった言葉で表現されることがあります。1つ1つを詳細に見ていくと、厳密には違うのでしょうが、大まかにとらえるとそのようなイメージではないでしょうか?
そんなお得なことがあるのに、なぜ見に行かないのでしょうか?
まとめ
今回は、流行の催眠療法で効果を出すためのコツをお伝えいたしました。催眠療法(ヒプノセラピー)は脳トレとれとも言い換えられる、思考法の1つだと思います。
運気がアップする思考作りで幸せをつかむために、まず現状と未来を比較することが大切です。
そのために潜在意識がどのような状態なのか把握することは、最も大事なことだと言えます。